タネから育てて 寄植えを楽しもう (草花の会・講習会)
 
 

”タネから育てて、寄植えを楽しもう”との企画で草花の会の
講習会が9月5日に”ふるさとセンター”で行われました。

小林代表作成のタネからの育て方資料、講習風景と続けてお楽しみ下さい。
     
  講習会風景写真は

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パート1 ********* 寄せ植え材料のタネまき実習会(資料)********* 保存版

1.パンジー ・ビオラのタネまきと育苗
発芽適温 :土の温度が 15 〜20 ℃で 最もよく発芽する。秋の育苗期に高温( 25 度 C以上 )の日が続く と苗の立ち枯れが発生しやすなり、 又、 夜温が下らないため正常成長できないことが ある。

 タネまき:  暑い日中 を避け、気温が下る午後 3時過ぎがよい。
   用土は、いろあるがここで市販のタネまき用土を用い、蒔き床にセルトレーを使う場合。
   @ セルトレーに予め湿らせた用土をいれ、竹串などの 頭部分 で穴をあける。
   A 開けた穴に一粒宛タネをいれ、バーミキュライトが隠る程度かかける。
   B 霧吹きなど で十分に水をかける。

 置き場所: 雨の当たらない明るい日陰の涼しい場所 におく。
   発芽するまで:表面が乾かないように 毎朝、霧吹き で霧水を与える か、底面給水をする。
   水を切らすと発芽しない場合がある。

 発芽後: 播種後 3〜4日〜1週間で発芽してくる。発芽したら、徒長を防ぐめ 日なた に移す。
   朝晩の涼しい時に表面乾き具合を見ながら水やりする。水のやり過ぎは、根を張る力がつかないので
   しっかりた株にならない。又、用土がいつも湿っていると苗が腐り易くなるので注意が必要 。

   本葉が 2−3枚のころから薄い液肥( 1000 〜1500倍)を一週間おきに与える。

 ポット上げ: 本葉 4枚(タネまき後約一ヶ月) で 6pのポットに移植する。
   (移植後ポリ鉢から根が見え始めたら更にもう一回 9cm ポットに鉢替えすると良い)

 定植: 移植後 2ヶ月でプランター、花壇などに定植する。



2. 金せん花(カレンジュラ)の栽培ポイト
発芽適温(地温) 用土 タネにかける土の厚さ 発芽日数の目安 タネまき時期 開花期
20℃前後 タネまき用土 5mm 5 9月〜10月 1月〜4月

タネまき用土にタネが重ならないように蒔き、覆土する。発芽開始後は苗の徒長、病気を避けるため過湿や高温に注意する。本葉が開き苗と苗が込み合い、葉が触れあうようになったら、ポットに植え替え苗を育てる。


用土は有機質に富む肥沃で水はけの良い土を使用し、病気の発生を防ぎ強健な苗を育てるため、

日当たりと風通しの良いところで管理する。
秋の植え付けは早めに終わらせ、寒さの厳しくなる前に根を十分張らせるようにする


3.金魚草
発芽適温(地温) 用土 タネにかける土の厚さ 発芽日数の目安 タネまき時期 開花期
20 ℃前後 ピートバン/
タネまき用土
土はかけな 7日〜14日 9月〜10月初 切り戻しで
四季咲き

タネまき:真夏や真冬に向かう時期以外は、いつでも蒔けるが一般的には初秋。タネが細かいので箱や鉢       にばらまきし水やりは底面から給水させる。
ポット上げ:本葉2-3枚ころ小鉢やポットに植え替える。
栽培のポイント:植え替えは有機質に富む水はけの良い土に深植えにならないように植え、日当たりの良い   ところで、水やりは控えめに管理する。植え付けはあらかじめ有機質や腐葉土を深めに混ぜ、水はけを良くして株間20cmに植えつける。定期的に害虫の予防をする。生育適温は15℃〜20℃。霜よけすると安心。




その他の寄せ植え材料 ハボタン


今後の予定   10月初旬:ポット上げ実習会(希望者のみ)
        11月下旬〜12月初旬 寄せ植え実習会(希望者のみ)





























パート2 講習会風景
小林代表の説明
先生の説明
寄植えをできるように育てましょう
熱心に聞きます
熱心に聞きます(2)
セルに種まき。上手に育てましょうね
寄植えに使うヤブランなど見本