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平成28年 春号
桜も散り、これからは初夏にかけて、他の花木がすくすくと生育を始めます。
布施新町の街角の様子も華やいで、わくわくしますね。
曙は まだ紫に ほととぎす 松尾芭蕉
今回は昨年創刊号に引き続いて、3丁目佐野さんのお庭をご紹介します。
蕾が晴れやかに姿を変えるシーンをご覧いただけますので継続して読んでくださいね。
お口直しに プロはだしの写真(撮影者 3丁目 植松さん)をご覧いただきます。
写真のほとんどは、ご自宅そばの菜園でお撮りになられました。
お出かけになると、植松様が『花と虫』に向かっているシーンに出会えるかも。
地球温暖化現象?のせいでしょうか、暖かい日が続きバス通りのイチョウの黄葉も遅ればせながらようやく黄金色に色付きましたね。
お掃除なさる側には手間のかかる季節にもなりました。
毎日のはき掃除お世話様です。
ところで、銀杏(イチョウ)の樹が雌雄異株ってお話、ご存知と思います。
ぎんなんのなる木が雌の樹なんですよね。1km離れた雄の樹の花粉でも受粉します。
街路樹にはほとんど雄の樹が植えられています。
理由は落ちたぎんなんのあの特有の臭いにあるようです。
ところが、ぎんなんが落ちて雌の樹なんだと知る以外にも、区別方法があるんです。
たまには、今時はやりの 『ニューハーフ』も見つかるかも。
寒さ対策をなさって、お散歩にお出かけになってはいかがでしょうか?
銀杏(イチョウ)の花言葉は「長寿」 布施新町を象徴する樹です。元気で長生きしましょう
山茶花の垣に銀杏の落葉哉 正岡子規
『次号予告』
*植物に血液型あるってご存知ですか?
*『野菜の花と虫を撮る』植松さん(3丁目) を取材、ご報告いたします。
ちょっとだけご紹介しますね。
詳細は次号をお楽しみに。
では MERRY CHRISTMAS &
HAPPY NEW YEAR
この時期、布施新町のあちこちのお宅のお庭で、美しく咲いている百日紅(サルスベリ)をご紹介いたします。
枝先に群がり咲く「サルスベリ」の花
花名の「サルスベリ」は樹皮がツルツルして、猿が登ろうとしても滑ってしまいそうなことに由来します。実際には滑ることなく、猿は簡単に登ってしまうそうです。
英語では「Crape myrtle」と呼びます。
花言葉は「雄弁」「愛嬌」「不用意」
「雄弁」は、その華やかな咲きっぷりに由来します。
サルスベリは百日紅(ヒャクジツコウ)とも呼ばれます。
それはサルスベリが夏の盛りに百日近く咲き続けることにあるといわれます。
又、ある王子が恋人に百日後の再会を約束して旅立ったものの、戻るとすでに恋人はなくなっており、埋葬された場所からこの木が生まれたという伝説によるともいわれます。
炎天の 地上花あり 百日紅 (高浜虚子)
身近な花をご覧に、お散歩にお出かけになってはいかがでしょうか?